これは自分で使うというよりも、今手がけているプロジェクトでお客様に提案できると直感的に感じたからです。
そのお客さんにご提案できそうなメモパッドをS/Mの2サイズ購入して、意気揚々とAppStoreへ。
そしたら・・・
ガチョーン。
iPodTouch/iPad2は未対応という無情な注意書きが・・・orz
しかし、Googleで検索してみると、iPodTouchでShotNoteを(割りきって)使っているユーザさんもいるようなので、早速私も試してみました。
まず、以下3枚がSサイズのメモパッドに書いてiPodTouch4Gで撮影したメモです。
使用したペンは、いずれもパイロットのフリクションボール0.7mmです。
いかがでしょうか。
使用している色によって、かなり視認レベルが変わってきますね。
やはり黒や赤は認識しやすいですが、やや薄い青色は文字レベルにすると、視認レベルが落ちるようです。
鉛筆・シャープペンシルで書いたものはほとんど読み取り不可でした。
やはりビビットな線を描画できるペンや万年筆がベストだと思います。
次にMサイズのメモパッドに書いた物を。
使用したペンは、最初のメモが同じくパイロットのフリクションボール0.7mm。
うぅ〜ん。
まぁそれなりに何が書いてあるかぐらいは認識可能ですね。
簡単な立体図も書いてみました。
目的にもよると思いますが、単純に思いついたアイデアを書き留めておきたいといった程度の利用用途であれば、十分にその機能は話せるのかなと思います。
次のメモで使用したペンが、三菱ピュアカラーの中字0.8mmです。
文字というレベルでは、後者のほうが断然見やすいですね。
但し後者のほうはサインペンということもあり、細かい文字や図を書くことは難しく、利用範囲は限定されそうです。
っということで、iPodTouchでShotNoteを使った結果をレポートさせていただきました。
このShotNoteが使える!と思ったのは、FileMakerGoとの組み合わせでソリューションを構築するアイデアを思いついたからです。
ShotNoteで撮影したメモは、iOSのカメラロールに保存することができます。
そして、カメラロールの画像はFileMakerGoのコンテナフィールドに直接保存することができます。
ShotNote→カメラロール→FileMakerGoと、間にカメラロールがはいってしまうのが、操作としては少々面倒臭いですが、例えばこれがスキャナを使用するということになると、それ以上に面倒な作業工程を踏むことになります。
ある情報をチームで共有するのに、その情報をコンピュータ上のテキストデータにする必要がなく、またその情報を生成する工程として、キーボードやコンピュータソフトウェアを使うよりも手書きのほうが早くて簡単というケースは、日常業務の中にまだまだあります。
こういった情報をコンピュータで管理しようとすると、キーボードで入力するなり、特殊なソフトウェアを使うなりというこれまでの作業工程を大幅に変える必要性と、そのシステムの構築費用、さらに多大な教育・訓練コストが新たに発生します。
こういったコストと時間をかけることなく、必要な情報を必要なレベルで共有できる仕組みのひとつとして、FileMakerGo+ShotNoteは使えると思ったのですね。
しかし、今回のテストを通して、記録するメモの内容が詳細に視認できなければならないような場合は、やはりデバイスとしてiPhoneが必要になることがわかりました。
iPodTouchは安くて回線契約の必要もないので、手軽に導入できるデバイスなのですが、iPhoneとなるとそうはいきません。
提案するかどうかは・・・
ま、一度簡単にお客さん先でデモンストレーションしてみることにします。
最後に、参考情報として上記のメモをScanSnapでスキャニングしたデータをアップしておきます。
当たり前ですが、比較になりませんね(笑)
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株式会社ライジングサン・システムコンサルティング
岩佐和紀 URL : http://www.risingsun-system.biz/
認定資格 :
上級システムアドミニストレータ
FileMaker認定デベロッパーVer10/11
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